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2011/02/20

『クレアモントホテル』

映画『クレアモントホテル』 オフィシャルサイト (岩波ホール)

ロンドンの街角にあるクレアモントホテルには、個性ゆたかな長期滞在者の老人達が暮らしている。ある日、そこに1人の老婦人が加わる。彼女バルフリー夫人は、想像していたホテルとは違う事にとまどいながらも、生活になじんでいく。市内に孫がいて週末には一緒に食事をする予定だと、皆に言ってはみたものの、いっこうに孫は訪ねてこない。ある日、街で知り合った作家志望の若者と親しくなり、彼が孫の代わりを務めてくれることに…。

素敵な映画でした。相手の生き方を尊重しあえば、年や性別は関係なく素晴らしい人間関係がはぐくまれるものなのですね。かえって、身内だと、少々、無遠慮になってしまうところもあって、バルフリー夫人を訪ねてきた本当の娘や孫は、ホテルの住人からいぶかしがられる始末。

程よい距離感の他人だからこそ、冷静に相手の事が見えるのかもしれません。お互いの人生に少しずつ影響を与え合う、2人の優しい語らいは、見失っていたものを思い出させてくれて、もう一度自分に自信を取り戻させてくれる、そんな映画でした。

それにしても、岩波ホールは久しぶり。平日だとなかなか行けません。でもガーデンシネマやシネセゾンなど、単館が消えていく中で、これからもずっと続いて欲しいです。4月に上映される「木洩れ日の家で」というポーランド映画もとても気になりました。

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