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2010/12/08

アルゲリッチの余韻

11月28日(日)19時 すみだトリフォニーホール
マルタ・アルゲリッチ
セレブレーションズ2010
ショパン作曲:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11
ベルリオーズ作曲:序曲『ローマの謝肉祭』op.9
ラヴェル作曲:ピアノ協奏曲 ト長調
ピアノ:マルタ・アルゲリッチ
指揮:クリスティアン・アルミンク

♪アンコール:
ラヴェル: ピアノ協奏曲ト長調から 第3楽章
ショパン: マズルカ ハ長調 op.24-2

良い音楽を聞くと、その余韻がずぅっと細胞の中に残っていて、何かの拍子に感動した感覚が呼び覚まされて、もう一度、その夜の演奏会のエネルギーを追体験するように思います。

今年はそんなコンサートがたくさんありました。

今は、ずっとアルゲリッチの追体験中です。

思い返しても、ゾクゾク、ワクワクしてきますが、あんなに指揮者のアルミンクがソリストを意識したのを見たことはなかったように思います。たえず後ろに神経を集中させて、ピアノの音色のわずかな変化も聞き逃さないように・・・と思っていたのかも。ショパンでは、ややピアノに引っ張られたような演奏ではありましたが。

あんなに美しい2楽章は、そうそう聴けるものではないと思いました。それに、溌剌とした3楽章。もう一回聴きたいなぁ。どこかラジオでも放送ないのでしょうか・・・。
昔は、来日した演奏家による音楽会は、FM東京のTDKオリジナルコンサートとか、NHKのFMとか、いくつかの番組があったのだけれど、最近はFMラジオでクラシック番組ってあまりないですね。残念です。

あまりにも素晴らしいショパンの演奏の後、休憩になった会場はアルゲリッチ色で塗られまくったような状態で、あちらこちらから感嘆のため息がモレ聞こえてきそうな雰囲気でした。そんな状況を、休憩あけの「ローマの謝肉祭」が、明るい音色で、落ち着かせてくれました。

そして後半のラヴェル。もう最初の1音からパワー全開のような演奏で、本当に楽しかった。どんどん引きこまれました。オケの木管楽器がピタ~っと合ってきて、音楽が弾けて花火がどんどん打ち上がっていくような演奏でした。

まさかアンコールにもう一度3楽章が聴けるとは思わなかったし、何よりもマズルカが嬉しかったです。いつか、アルゲリッチのリサイタルがあれば良いのに、と願わずにいられません。ショパンのソナタ、生で聴きたいなぁ・・・。昔はキャンセル魔のように言われていたから、演奏会が始まるまでは安心出来なかったけれど(笑)。何しろ、ラフマの3番をチャイコの1番に変更した人ですから…。
さて、これから先、どんなプログラムを聴かせてくれるのでしょうか。楽しみだなぁ。でもチケット入手は相当に、困難でしょうね。

B000YY66FK ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番
アルゲリッチ(マルタ)
ユニバーサルクラシック 2008-01-23

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B000M5B9E4 ラヴェル:ピアノ協奏曲
アルゲリッチ(マルタ)
ユニバーサル ミュージック クラシック 2007-02-28

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B0009J8J5U 小澤征爾/マルタ・アルゲリッチ [DVD]
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