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2010/05/07

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(5/4)その1

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ショパンの愛したプレイエルのピアノが、フランス製の積み木で再現されました。
公式ブログ

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規則正しい積み木の目がとっても美しい。ピアノの足もどうやって、組み立てていったんでしょうか。4日の夜には崩されちゃったんですね。なんだかもったいない…。

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さて、最終日の4日は夕方から2つのコンサートに行きました。

♪ホールB7
17:30~18:30
ショパン ピアノ・ソロ作品全曲演奏
第12部 1841年-1842年「豊穣のノアン」
ピアニスト
アブデル・ラーマン・エル=バシャ
アンヌ・ケフェレック
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ
朗読:石丸幹二
・タランテラ 変イ長調 op. 43(エル=バシャ)
・幻想曲 ヘ短調 op. 49(エル=バシャ)
・即興曲第3番 変ト長調 op. 51(エル=バシャ)
・3つのマズルカ op. 50(ケフェレック)
・スケルツォ第4番 ホ長調 op. 54(ケフェレック)
・バラード第4番 ヘ短調 op. 52(ケフェレック)
・ポロネーズ 変イ長調 op. 53「英雄」(ヌーブルジェ)

3人のピアニストが、続けて弾くというプログラム。まず、石丸幹二さんによる朗読で始まります。この時期ショパンは、サンドの招きでノアンを訪れた人気、実力のあった歌姫と出会い、創作もすすんだ事などが分かります。

コンサートが始まる前に、「諸般の事情により、プログラムの順番通りに演奏できることになりました」というアナウンスがあり、何か変更が発表されていた事を知りました。

まず、1人目のエル=バシャさんによるタランテラ、幻想曲、即興曲が続けて弾かれました。初日にアンスピを聞いた時より、あきらかに調子が落ちていて、やはり最終日ともなると、疲れがたまってくるのでしょうね。こういうのを精彩を欠くと言うんだろうな、と思いました。なんというか、すっきりしない演奏で、元気がなく、音楽も流れていかないし残念でした。(幻想曲がつまらないなんて意外)でも、この人のピアノの音は、とてもソフトで暖かみのある優しい響きで、機会があったらドビュッシーとかモーツァルトを聞いてみたいな、と思いました。

2人目のアンヌ・ケフェレックさんは、昨夜はちょっと疲れているような感じを受けましたが、この日はすっかり元気。「エレガント」っていう言葉がとっても似合う方だと思います。強い意志を上品に伝えてくる、けして冷たくならずに、でも冷静なピアノ。
1曲目のマズルカop.50は、ちょうど「ピアノの森」(モーニング連載中の漫画)で、主人公の一ノ瀬海が、ショパンコンクールの2次で1曲目に選んだ曲なので、漫画を思い出しながら聞きました。

ここで、時計を見て愕然としました。なんと、すでに終了予定時刻を過ぎているのです。次のコンサートまで15分しかないので、あらららら・・・。たぶん、エル=バシャさんの演奏が、予想よりも遅かったんだと思います。

颯爽と登場したジャン=フレデリック・ヌーブルジェ君。君なんて失礼だけれど、そう呼びたくなるような若さあふれる86年生まれ。この若さでパリ音楽院の教授を務めているとのこと。すごいですね。勢いがあって清潔感があって…。でもなんか足りない感じ。う~む、彼も疲れていたのかもしれません。もしかすると、会場の中の雰囲気が落ち着かなかったから、それが伝染してしまったのかも。彼の演奏が終わると拍手もそこそこに、会場を飛び出すお客さんが多かったので…。
あっと言う間に弾ききってしまった英雄ポロネーズ。きらっ、きらっと光っている感じがあったので、来日情報をチェックしつつ、次回の演奏会に行こうと思います。

企画ありきのコンサートとはいえ、3人のピアニストが弾くというのはどうなのでしょうね。弾く側にとっては、集中しづらいという事はないのでしょうか?聞く側は、贅沢だとは思いますが、落ち着かないし一貫性が感じにくいように思いました。この曲目を1人のピアニストで聴いてみたいなぁ・・・と思いつつ、焦って会場を後にしました。

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コメント

今回はお会いできませんでしたね。
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(すっかり私もジャンくんと呼んでますがsweat01)
よかったです。
会場に行く前にBS-hiでちらっと見たときに「おっ」と思い
その日の当日券でシューマンのピアノ協奏曲見てきました。
また公演があったら聴きに行きたいと思ってますwink

noteめいさん、こんばんは。今回はすれ違っちゃいましたね。
小曽根さんが取れなかったんです。残念。weep
ヌーブルジェ君は去年から良いと聞いていたので、気になっていたのですが、私の行った枠では、7曲のうちの1曲で、これじゃ、調子も出ないですよね。
この次は、彼だけ聞きたいです(^^)v

今日は~!お久しぶりです。
わぁ、プレイエルのピアノ、カプラで作ったんですね~。長男が幼稚園の時にはまって以来、捨てずに今も持っています♪大人も遊べるんですよ♪
こんなものまで作れるんですね、すごい(一体何ピース使ったんだろうかsweat02)。
LFJ、うらやましいです~。企画もののコンサートだと、やはり自分のリサイタルと違ってやりにくい事が多々あるんでしょうね~。聴く側も時間が気になって落ち着きませんね・・・。
でも、うらやましい!

notepetit violaさん、ご無沙汰です!
すごいですよね。この大作は!せっかく組み立てたのに、
またバラバラにしてしまうなんて、残念ですよね。
自分のリサイタルとちがって、曲目の順序や、別の人の後に
すぐ弾かなければならないとか、やりにくいでしょうね。
やはりじっくり聴きたいですねー。
ただイベントだと、普段、聴けないような曲も紹介されるので、
それは嬉しいのですけどね!

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