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2009/12/17

小澤征爾指揮 新日本フィル プロコフィエフ

12月13日(日)サントリーホール
小澤征爾指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.77
プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』組曲第2番op.64
ヴァイオリン:崔文洙(新日本フィル・ソロ・コンサートマスター)

アンコール プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』組曲第1番 op.64bisから「ティボルトの死」

先週の演奏会でコンマスを務めた崔さん、この日はソリストとして登場。コンマスは豊島泰嗣さんでした。崔さんのヴァイオリンは1661年製のニコラ・アマティだそうで、暖かみのある柔らかい響きでした。

小澤さん&新日本フィルのブラームスはいつ以来か、思い出せませんが、やっぱり小澤さんのブラームスはいいですね。この1週間でオケの音がすっかり小澤さんの響きになったように聞こえました。いつも濁りのない華やかな美しい音だと思うけれど、深くて太い流れのような力強い響きでした。ブラームスが協奏曲というよりヴァイオリン・ソロを伴う交響曲を意識したと言われるこの曲を、まるで破裂せずに膨らみ続ける柔軟な熱い塊として、どんどんサントリーホールを満たしていくような感じでぐいぐいと・・・。その分、崔さんのヴァイオリンはややオケに埋没気味でもありましたが。でも気持ち良さそうでした。特に第3楽章、タメというのかな、アクセントのつきかたというのか、ハンガリー音楽風の冒頭から良かったです。プログラムには36分とありましたが、40分以上あったと思います。

休憩後は、「ロメオとジュリエット」。組曲1曲目は「モンタギュー家とキャピレット家」、CMなどでも良く聞きますが、あぁ新日本フィル、こういう音が出るんだった!と思い出させてくれました。力強くて底から響いてくるような迫力のある音、こういう響きは他の指揮者ではあまり聞けないと思います。ブラームスの時には破裂しなかった熱い塊は、プロコフィエフでは、とがったり、丸まったり、甘かったり、哀しかったり、様々形を変えて表れて…ロミオとジュリエットの悲劇を思い浮かべながら聞きました。この日は、木管が素晴らしかったです。やっぱりトップが揃ってたからでしょうね。

何度目かのカーテンコールの後、アンコール。「ティボルトの死」ですが、これがまた素晴らしく良かった・・・。

今年の聴き納めでしたが、大感動・・・。感激。そう言えば、今年1月の聴き始めも小澤さんの指揮の新日本フィルでした。小澤さんは、時折、座っての指揮でしたが、来年もまた元気な姿で、たくさんの音楽を聞かせていただきたいと思います。

B0000AFOJP

ロメオとジュリエット3景
小澤征爾
ユニバーサル ミュージック クラシック 2003-08-21

by G-Tools

B00005FI2U プロコフィエフ:交響曲全集
小澤征爾指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ポリドール 1995-08-25

by G-Tools

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