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2009/08/10

幸田文著 「台所帖」

幸田露伴の娘さんである幸田文さんのエッセイ「台所帖」。他に、「幸田文しつけ帖」「幸田文きもの帖」があり、「幸田文全集」から娘さんの青木玉さんがテーマごとに編集したものだそうです。偶然、読み終えた人から譲り受けたので、読み始めたのですが…。

けして楽しくどんどん読み進められるものでもなく、どこか耳の痛い話もあり、「なるほど!」と思う話もあるし、びっくりするほど細かい話もあるし…で、正直なところ読み進むほどに少々辛くなりました。皆が食事を取る部屋に比べて、とても暑かったり、とても寒かったりする台所で、子どもの頃に母を亡くした幸田文さんが、継母ともうまくいかず、料理などを父、幸田露伴から、それはそれは細かく注意をされて習っていくのですが、「やらなければならない台所仕事」というものは、楽しいはずがなく、それでもなお、美味しいものでもてなす心が育ったのは、驚くばかりです。

賞味期限などに頼らずに、自分の舌や、臭いなどで、腐っているか確かめられるように、感覚を訓練するという事は大切だなぁ・・・と思いました。それと、台所から聞こえる音が、きっと私はガタガタとうるさいだろうな、と反省。でも多少うるさくても、楽しそうな音に聞こえて欲しいとも思いました。

それにしても、読み終えるのに時間がかかりました。途中で、疲れて止まっちゃっていたので…。居住まいを正さなければ、と思う1冊です。

4582834280 幸田文 台所帖
青木 玉
平凡社 2009-03-05

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