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2009/07/18

新日本フィル定期演奏会 第449回

7月16日(木) サントリーホール
『ヨハネスとクララ』
マーラー:花の章
クララ・シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.7
ブラームス:(シェーンベルク編曲)
 ピアノ四重奏曲第1番ト短調 op.25(管弦楽版)
指揮:クリスティアン・アルミンク
ピアノ:クレール=マリー・ル・ゲ

ヨハネス・ブラームスとクララ・シューマンというタイトルの演奏会プログラム。実際、ブラームスとクララのことをどんな風に思っていたのか、ローベルトの気持ちは知るよしもありませんが…(笑)。面白いプログラムの作り方ですね。

とは思いましたけれど、ここのところの新日本フィルのプログラムは、今まで聞いたことのないような曲目が続いていて、少々疲れ気味。正直なところ、「普通」に美しい響きの心打つメロディの曲を聴きたいという強い欲求もたまってきました。

当初予定されていた1曲目の委嘱作品は仕上がらなかったようで、先送りになり、マーラーの花の章が演奏されました。単独ではCDでしか聞いたことがなかったのですが、きれい曲でした。

2曲目のクララの曲は、クララがどれくらいピアニストとして優れた演奏家だったかが分かるような曲で、シューマンの手伝いがあったとは言え、これを17歳で作ったというのだから、当時の女性としては、さぞ際立っていたことでしょう。ところどころ、美しいメロディがちりばめられているのだけれど、1曲として聞くと、とらえどころのない少々退屈な曲でした。普通にシューマンのピアノ協奏曲を演奏してくれた方がうれしかったなぁ。

それで、アンコールがリスト『2つの伝説』から「波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」 だったのですが、アンコールにしては長かったような…。ヨハネスとクララというテーマのプログラムなんだし、ブラームスかシューマンの小品でも弾いてくれれば良いのに、なんでリストだったんでしょう。ピアニストにまかされてるとはいえ・・・。

最後の、シェーンベルクがオケ用に編曲したという、ブラームスのピアノ弦楽四重奏曲第1番も、編曲のせいなのか?1,2楽章は、隙間なく覆いかぶさってくるような、ちょっと濃いかも…と思わせるようなブラームスではないので、なんとなく物足りないなぁ・・・と感じたのですが、第4楽章は、すっごく面白かったです。第4楽章を聞けただけで満足でした。アルミンクさんもオケも大熱演で、できれば4楽章だけ、もう1回聞きたいと思うくらいでした。

やっぱり原曲が聞きたくなり、探してみたら持ってました。しばらく聞いてなかったので。

B00005FIF2 ブラームス:ピアノ四重奏曲第1
ブラームス ギレリス(エミール) アマデウス弦楽四重奏団員
ポリドール 1996-10-02

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