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2009年6月

2009/06/30

新日本フィル定期演奏会

6月16日(火)於:サントリーホール
アルマ・マーラー作曲 歌曲『夜の光』(ピアノ伴奏)
 ソプラノ:市原愛 ピアノ:丸山滋
マーラー作曲 交響曲第9番ニ長調
指揮:クリスティアン・アルミンク
新日本フィルハーモニー交響楽団

2008-2009年のシーズンテーマが秘密、そしてこの夜のプログラムには「消えゆく愛の残像」とありました・・・。実際、妻アルマとマーラーの関係はどうだったのでしょうか?愛が消えそうだったのかしら?(新日本フィルのHP

1曲目のアルマ作曲の『夜の光』は、ピアノ伴奏だけ。しかもステージ裏から声が聞こえてきて、これはアルマとマーラーの距離なのか?よく分かりませんが、演奏はやっぱりステージ上の方が良かったんじゃないかなぁ・・・と思いました。せっかくの歌なのに、微妙なニュアンスは客席からは遠くて分からなかったです。

続けてオーケストラで交響曲9番。アルミンクの指揮する演奏は、本当に美しいです。苦悩さえも美しくなってしまうようです。マーラー自身はいったいどんな音楽を求めていたのでしょうか?第4楽章を聴きながら、見えてくるのは、大草原に昇る朝日、これから始まる一日にどれほどの事が起きてしまうのか、ただ不安を感じながらも、なすすべもなく、ひたすら美しすぎる大自然の中にぽつんとたたずんでいるような孤独。前にも進めず、後ろにも戻れず…。でも太陽の光を浴び始める草のしずくや、これから咲こうとしている花や、目覚める木々は神々しいほどに美しく…。

というように、ひどく不安で孤独なのだけれど、美しいものを美しいと感じる心はまだあって、絶望的ではないという自分を、客観的に見ている感じ。アルミンクの音楽は、どんな時にも、どっぷりと感情に浸かることはないのだと思います。こういうマーラーもいいのかもしれません。

でも、弦の音色や、管の響きに、はっとするほど美しい瞬間があって、また聴きたくなるんです。

新日本フィルは、2010年からのシーズンにダニエル・ハーディングが指揮者陣に加入するそうです。年間4プログラムだそうで、とても楽しみです。オケのHPに動画のインタビューがアップされています。

さて、どちらのマーラーを聴こうかなぁ・・・。

マーラー:交響曲第9番 マーラー:交響曲第9番
小澤征爾 マーラー サイトウ・キネン・オーケストラ

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マーラー:交響曲全集 マーラー:交響曲全集
ボストン交響楽団 マーラー 小澤征爾

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2009/06/29

桜姫 シアターコクーン

『桜 姫』bunkamura20周年記念企画
原 作:四世 鶴屋南北
脚 本:長塚圭史
演 出:串田和美
出 演:秋山菜津子、大竹しのぶ、笹野高史、白井晃、中村勘三郎、古田新太 他

ちょっと前になりますが、6月12日(金)シアターコクーンで見てきました。休憩はさんで3時間だったような…。長かったです。そう言えば、芝居を上演する劇場の椅子って、座り心地の良い所はあまりないかもしれません。

さて、この桜姫、もとは歌舞伎。それを脚本の長塚さんが南米に舞台をおき換えて、出てくる人も、ゴンザレスとかセルゲイとか、さすが長塚圭史さんだなぁ、それだけで期待しちゃうというモノです。なんだけれど、串田さんの演出のせいか?南米の、気温も人も熱くてパワフルな感じよりも、ヨーロッパの田舎の移動遊園地とかサーカスのような、ちょっと哀愁漂う寒さを感じました。俳優さん達が演奏するトランペットとか管楽器の曲調のせいもあったのかもしれません。長塚さんの脚本は、長塚さんが演出した方が良いのかも…。

でも、そこで演じられる役者さんのパワーはものすごかった。江戸っ子のようにしゃべりまくるゴンザレスの勘三郎、狂言回しのような笹野高史、ものすごい存在感の古田新太、この人はどこまで本気で、どこまでふざけているのか境目がないので、かえって人間の狂気が浮き彫りになるような恐さを感じました。それから、抜け目なく立ち回っているつもりが、どんどん落ちていくような秋山菜津子、こういう役上手いですね。マリア役の大竹しのぶ。子どもなのか女なのか、善であり悪でもある、極端な感じ…なんですけど、いくつか舞台見てますが、どうも何をやっても同じに見えるんです。

実はこの芝居を体現するというか語っていたのは、セルゲイの白井晃さんたったように思います。死に場所を探しながら、生きている神父。かつて心中をはかり、1人だけ生き残ってしまった。しかも逝ってしまった相手は少年だったんですね。だから、聖人なんだけれど、罪を背負っていて、苦しみながら生きている。少年を忘れられず、少年の生まれ変わりと信じるマリアと行動をともにする事で、どんどん立場を失っていき、逃げまわる生活にまで追い詰められてしまう。悪党のゴンザレスの罪よりも、普通に善人だったセルゲイの罪の方が、生きることの重さをずっとずっと表現しているように思えました。

現代版の桜姫は、別々の所で生まれたのに、気がついたら全員が数奇な運命の渦に巻き込まれて、逝きたいのか生きたいか…、宿命に押しつぶされていくような、すごい物語でした。歌舞伎の方は見たことがないので、いつか見てみたいと思います。

2009/06/28

ASKA ソロコンサート WALK

25日(木)NHKホールに行ってきました。最初の予定だと、ツァー最終日だったのですが、28日にSHOOTING LIVE、そして台北が加わり、3月からのライブツァーも後2公演。

ここ数年、ライブではまず「ASKAさんの声が出ているか…」が必ずといって良いほどファンの心配ごとになっていて、今回はツァーが始まると「声がすっごく出てた」という感想を、いろいろな所で目にしました。それだけ喉を酷使する歌い方なのか、それとも炎症でも起こしていたのか?凄みをも感じさせるような力強い声が、ツァー最後まで聞けるのかなぁ・・・なんて心配していたのも事実です。結果は、最後の数曲はちょっとかすれたかな?とも感じましたけれど、気持ちよく歌い上げて、ホールの隅々までとどろいていました。良かった、良かった!

今回は、突如湧いた解散報道の後のツァー。結局、誤報だったのですが、その辺りもネタにしつつ、状況報告なんかもあって、どこか肩の力もぬけて、歌いたい歌を集めました・・・といった感じの曲目だったかも。今までだったら、ソロで「CHAGE&ASKA」の曲を歌うことはほとんどしなかったけれど、今回は、「PRIDE」まで選曲されていて、『もうそんな事にはこだわっていない、2人ともそれぞれ次の段階に進んでいる』、と知らせてくれたような感じでした。

CHAGEのコンサートは、観客とのやりとりがとても楽しくて、ステージとの距離が近い感じ。一緒に楽しめて、コンサートに参加したんだなぁ・・・と帰り道も楽しいんです。ASKAのコンサートは、歌がグイグイとホールの奥まで覆い尽くすような感覚があって、帰り道は、軽く疲れている事もあります。それはそれで心地良いのですが、やっぱり2人が揃えば、心地よく疲れて楽しく帰れる訳で・・・。いつか、今年開かれなかったCHAGEandASKAの30周年コンサートが本当にあればいいなぁ・・・と強く思いました。

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2009/06/25

ミニバラ

09060313 09060513 葉っぱが白くなって、うどんこ病のようだったので、ちょっと切ったり、竹酢をまいたり・・・。駄目かなぁと思っていましたが、咲いてくれました。ありがとう!

2009/06/24

小澤征爾さんの番組

明日のNHK-hi「100年インタビュー」に小澤さん登場です。番組HP

放送時間は6月25日(木)午後8:00~9:54、
再放送は6月28日(日)午前10:00~11:29と、
7月2日(木)午後2:00~3:54の2回あるようです。

それにしても、小澤さん、術後はどんな様子なんでしょうか。

6月26日発売・・・う~む、ブルーレイなんですね・・・。

B0021MFD4I 「幻想」&「巨人」 小澤征爾・サイトウ・キネン・オーケストラ~ [Blu-ray]
小澤征爾
NHKエンタープライズ 2009-06-26

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2009/06/21

クリスチャン・ツィメルマン サントリーホール

6月10日(水) サントリーホール
♪J.S.バッハ:パルティータ第2番 ハ短調 BWV826
♪ベートーヴェン:ピアノソナタ 第32番 ハ短調 op.111
♪バツェヴィチ:ピアノソナタ第2番
♪シマノフスキ:ポーランド民謡の主題による変奏曲 op.10

コンサートに行ってからあっと言う間の10日間。今でもずっと細胞の中にツィメルマンのピアノの音が浸透していて、幸せに満たされております。

この日もLAブロック。ステージに出てきて、ホールを見回してすっと座るやいなや弾き出す。この最初の一音から、もう今日は上機嫌でアクセル全開、助走無し・・・と伝えられた響きでした。バッハといえば、なんとなく、曲のどこかに、音楽の縦線横線がピタッと合って、等間隔の階段を淡々と登っていくような、そしてそれ故に、気持ちが高揚してくるような感じがあると思っていたのですが、バッハを完全に自分の細胞にしてしまった人の演奏というべきではないかと・・・。なんと言うべきか、バッハをこんなに感情豊かに弾けるものなのか・・・というか、もうとても言葉では表せない、美しさとか楽しさとかが勢いあまってあふれ出てきて、とめどなく☆をまき散らして、天の川に投げ込まれたかのような感動を味わいました。天の川がどんなかは知らないんですけれど、とにかくそこら中がキラキラしていて、もうまぶしくて目を開けていられないような感じだったんです。

1曲聞いただけで、ドッキン、ドッキンしちゃって軽く疲れたくらいでした。しかも、Aプロのようにブラームスで心穏やかになるという事がないBプロ。4曲最後まで聴くのも大変な事だわ、と不安になったくらい。(笑)嬉しい不安ですけれど。

続く、ベートーヴェン。前回は、行き先不明の初めて乗ったジェットコースターみたいなスリルと興奮でしたので、今回は多少なりとも心の準備が出来ていたつもりでしたが、最初のバッハでのクラクラのまま、気がついたら2楽章にはいっていました・・・。本当に美しく優しく包み込むようなソナタでした。聞いていると、気持ちが羽のようにふわりと浮かび上がるような気がして、それがとてもゆっくり地面まで落ちてくる間に、様々な景色が俯瞰で見えて、幸せを感じる・・・。

ここで休憩。こういう演奏を聞くと、ジャパンアーツのチラシに必ず孤高の演奏家って書いてあるのが、なんだかなぁと思います。とても暖かくて、熱い演奏で、幸せにしてくれて・・・。孤高からはほど遠いと思うのですけどね・・・。見回してみると、やや空席がありました。聞き慣れないプログラムだと、満員にはならないですね。今回は演奏会が多いし。ここで呼吸を整えて、後半へ。

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2009/06/20

スタートレック

先週見てきました「スタートレック」。面白かった。テレビシリーズは、子どもの頃ずっと見ていたし、なんで今頃、若かりし頃の話を映画化するのか?と思ったけれど、テレビシリーズ見ていなかった人にも楽しめる映画だと思います。映画を見ると、テレビシリーズも見たくなるかも。

ドキドキハラハラ、というよりは、何が起きても全員無事に帰還する訳ですから、それよりもカークや、スポック、ドクターマッコイやその他の乗組員の、若いころからの個性的な性格というか人柄を楽しんだ、といったところでしょうか。けっこう笑えるシーンもありました。

思わず、エンタープライズ号のキーホルダー買っちゃいたい気分になりましたが、使う事もないと思うので、止めました。

2009/06/18

ベルリンフィルのコンサートマスター

ネットのニュースで読んで驚きました。樫本大進さんがベルリンフィルのコンサートマスターになったそうです。(毎日新聞のニュース
今後、1年間は試用期間なんですね。その後、団員の2/3以上の賛成を得てから正式に就任するそうです。そう言えば、ベルリンフィルって、団員で話し合うんですよね。カラヤンの後の指揮者をアバドに決めた時の話を、当時ヴィオラ奏者だった土屋さんが、とことんオケで話し合ったと、ラジオで話しているのを聞いたことがあります。

樫本さんは、何度か聞いたことあるけれど、てっきりソリストとしてずっと演奏活動を続けていくのかとばかり思っていました。オケの樫本さんってどんな感じなんだろう?

そうそう、新日本フィルにも素敵なニュースが!
ダニエル・ハーディングが、指揮者陣に加入だそうです。(NJP公式サイト)年間4プログラム6公演の定期演奏会を振ると書いてあります。これは楽しみですね。

ハーディングと今の音楽監督のアルミンクって、たしかタングルウッドで小澤征爾さんに学んだんじゃなかったかな?いろんな話が、これからプログラムなどで紹介されるかも。今後、新日本フィルのHPで小澤さんとハーディングのメッセージが紹介されるらしいので、要チェック!です。

さて、ツィメルマン・ピアノ演奏会から1週間が過ぎましたが、いつまでもピアノの音が身体の内側の奥の方に残って響いている感じがします。書きかけた感想は、メモ帳の途中で止まっていますが、思い出してはニヤニヤしちゃいます。うふふ。。。やっぱり書けないなぁ。

2009/06/14

書き留めたい事は色々あるけれど、とりあえずトマトの花

09060508ミニトマトのアイコの花が咲きました。早く実がなると良いなぁ。

「花が咲く」という当たり前の事が、とても嬉しいという事を知ったのは、いつ頃だったのかなぁ?子どもの頃の朝顔観察日記が、意識をした最初だったように思うけれど、自分で種を蒔いたり、苗を買ってきて、植え替えたり、お水をあげたり・・・で、ある日花が咲いていると、本当に嬉しいです。花が咲くと、自分が励まされるような気がします。

さて、書き留めたい事がたまっております。6月10日、サントリーホールでのツィメルマンさんのリサイタル、12日シアターコクーンの「桜姫」、土曜に行った「スタートレック」・・・。今週ゆっくりと反芻しながら書きたいなぁ、と思っております。

ガンダム~!

お台場に立つガンダム・・・。映画を見た後に、寄ってみました。夜の海浜公園に立つガンダムです。もう11時頃でしたけれど、けっこう人がいて、みんな見上げてました。0906132409061309
09061306

2009/06/13

小澤さん、パリで手術

今朝、ネットのニュースで知りました。INTERNATIONAL NEWS
急遽手術になったなんて・・・。それでも復帰が6月末というのは・・・。もっともっとゆっくりと休まれたら良いのに。

小澤さんの代わりにダニエル・ハーディングが振るんですね。Yahoo news

2009/06/09

この花なんだったかしら?

090404664月に撮った花なのですが、この花はなんていう名前だったかしら?

まったく思い出せません。(笑)花びらの先が水玉模様みたいで可愛らしいですよね。スズランが1つずつになったみたい・・・。

花の名前はすぐにメモしなくては、駄目ですね。

2009/06/08

『ターミネータ 4』(試写会)

夫の知り合いから試写会の招待状を譲っていただき、行ってきました『ターミネーター4』。

1と2はテレビで見て、3は未見。でも1を見ていれば、ターミネーターの世界観や、今回の設定の面白さが楽しめるし、見ていなくても近未来の「ロボットvs人間」のストーリーとして見られるかも。どこを現在として見るかは別として、これだけ未来とか過去とか入り組んでいると、地球上にはいっぱい歴史があることになっちゃうわね・・・なんて考えすぎると訳が分からなくなるので、それはさておき・・・。

ジョン・コナーのクリスチャン・ベイルは、なんとなく影があって、つかみきれない、理解を越える自分の出生の秘密と葛藤しながらも、戦い続けるヒーロー。バッドマンも良かったので、この先どんな役を演じていくのか気になります。映画としては、マーカス・ライトという人物も、主役かも。この2人がもっと深く描かれていたら・・・などと言うことはこの手の映画に望むものではないので、あんまり考えずに見るのが良いですね。試写会じゃなかったら見なかったので。そう言えば、レッドクリフ2もまだ見に行ってないなぁ。

2009/06/03

咲き始めの紫陽花

09052320密集していた蕾みに間隔ができはじめて、ちょうど1週間前、少しだけ咲き始めたところ。

09052802 その後、徐々に開いて・・・。だんだん色づいて来ました。

09052804 紫陽花が咲くと、ぼちぼち梅雨ですね。

ほとんど世話をしていないのに、毎年咲いてくれます。

2009/06/02

ホルモン焼き、とまたまたケーキ

今年も結婚記念日がやってきて、ちょうど定額給付金も入ったし、じゃぁって事で、土曜日の音楽会の後、ホルモン焼きへ!ベートーヴェン聴いた後に、ホルモンっていうのも、ちぐはぐかもしれませんが、ウチ的には、まったく問題なく・・・。09060107c

前から一度行ってみたかったホルモンまるみち。シマチョウとかマルチョウとか、何がどこの部位だか全く分かっていないのですが、とりあえず適当に頼んでみました。おおお!美味しかったです。すっごい歯ごたえがあったのは、何だったのかしら?店員さんが○○です!とお皿をおいていってくれるのですが、食べる頃には忘れてる・・・(笑)そうそう、帰りにお店を出る時に、「洋服の臭いは気になりませんか?」と、店員さんがファブリーズ準備してくれていました。

以前に行ったホルモン稲田も肉屋さんが経営しているそうで、美味しかったです。こちらの方が少々高いですが。

09060132実際は、昨日が記念日だったので、またまたまたケーキ。
夫が花束とケーキを買ってきてくれました。09060141

お互い元気にまたこの日を迎えられて、良かったなぁ・・・としみじみケーキを食べちゃいました。あぁ食べ過ぎ。大丸東京店のキース・マンハッタンのケーキです。

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