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2009年4月

2009/04/30

『グラン・トリノ』(試写会)

少し前になりますが、試写会で「グラン・トリノ」を見てきました。

クリント・イーストウッド、監督・主演です。頑固な老人で、息子にも孫にも煙たがられ、隣人のアジア系移民には偏見を持ち、心配してくれる神父にまで、悪態をつき・・・。孤独な生活の中、愛犬と話しながらビールを飲む時間と、愛車のグラン・トリノだけが、彼の心を穏やかにしてくれる。

なんと正直なキツイ「言葉」が台詞としてポンポンと飛び出すことか。でもそのことが、戦争によるけして癒されることのない彼の心の傷の深さや、真正直で、不器用な生き方しかできない主人公の事を、とても良く理解させてくれて、気がつくとなんだか愛すべき頑固爺さんになっているんです。けっこう笑っちゃうシーンもあって、ほとんどが素人さんの出演者なのに、とっても自然で、隣に住むおばあさんとイーストウッドとのやりとりなんて、言葉が通じていないのにすごく面白いんです。

暴力が、暴力を呼び、けして問題は解決されないのだけれど、心の強さや生きざまは胸に迫ってきて、忘れられない映画。すでに私的には、今年度のベスト3に入ったと思います。

2009/04/29

新日本フィル定期演奏会

新日本フィルハーモニー交響楽団第444回定期演奏会 
4月27日(月)サントリーホール
指揮:上岡敏之
・R.シュトラウス:組曲『町人貴族』op.60 ピアノ:若林顕     
        :家庭交響曲op.53

2曲ともR.シュトラウスでした。どちらもあまり演奏される機会のない曲で、評判があまり分からない指揮者にこのプログラムだと、なかなかチケットを買おうとは思わないだろうな、とホールの空席の多さを見て思いました。どちらか1曲でも、聞きやすい曲、交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』とか『英雄の生涯』だったら良かったのに・・・。せめて『アルプス交響曲』でも良かったかも。

聞いてみて、もしも「家庭・・・」なんていう名前じゃなくて、「ある航海・・・」なんていうタイトルだったら、ロマンを感じることができたかも、なんて思いました。あわただしく港で積み荷を確認し、出港し、嵐の海や、穏やかな凪あり・・・なんて、家庭での出来事を船旅にでもたとえていたら、想像も広がるのに、R.シュトラウスはどんな気持ちで「家庭生活」を交響曲にしたのかなぁ。

新日本フィルは、トップの人達がとてもうまいなぁと思います。「町人貴族」は、すっきりとした濁りのない美しい木管の「音」を聞いているだけで、気持ち良かったです。「家庭交響曲」もオケの響きが心地よくて、ずっと昔は指揮者によってオケの音がマチマチだった時もあったけれど、今はどんな時でも新日フィルの音だなぁ・・・気持ちいいなぁと思って聞いてきました。

プログラムによると「家庭…」の方は約50分程になっていましたが、上岡さんの指揮はだいぶテンポもいじっているようで、けっこう長かったです。そういえば総譜は置いてありましたが、頁をめくることもなく暗譜でした。

終演後、ホールを出たら、カラヤン広場にバラの苗がたくさん。アークヒルズでローズフェスティバルというのがあるんですね。

2009/04/26

ミルクジャム

09040710_2先日、那須高原のアウトレットで買った南が丘牧場「ミルクジャム」 です。濃厚で美味しかったです。2~3個買ってくれば良かったなぁ・・・と思ったら、楽天で買えるんですね。ホントに便利な世の中です。

2009/04/24

エフゲニー・キーシン

エフゲニー・キーシン ピアノリサイタル
2009年4月23日(木)19:00 サントリーホール
プロコフィエフ:バレエ「ロミオとジュリエット」からの10の小品Op.75より
   少女ジュリエット
   マキューシオ
   モンタギュー家とキャピレット家
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番「戦争ソナタ」 Op.84
=休憩=
ショパン 
・幻想ポロネーズ Op.61
・マズルカ op.30-4,op41-4,op59-1
・12の練習曲
 op.10より 第1番、第2番、第3番「別れの曲」、第4番、第12番「革命」
 op.25より 第5番、第6番、第11番「木枯らし」
2006年4月以来、3年ぶりののキーシンのピアノは、前よりももっと、太い芯が通ったような力強い演奏でした。
最初のプロコフィエフは、もしかしたらちょっと疲れているのかしら?と感じてしまうような、やや荒っぽさもある演奏に聞こえましたが、彼にとっての「ロミオとジュリエット」は、けして悲しい恋愛物語だけではなく、人間のドロドロしたどうしようもない醜い感情の物語なのかもしれないなぁという気もしました。
続く「戦争ソナタ」もガッチリと組み立てられた建物のような感じで、大きな力があっと言う間にホールの隅々まで行き渡るような、ものすごく骨太な力強い演奏でした。

前半のプロコフィエフが終わって、20分の休憩。なんだか聞き疲れのようなだるさに襲われました。音が強烈に降ってくるというか突き抜けていった後の疲れ。調律の音を聞きながらボーッとしてました。

後半はショパン。同じピアノから出ているとは思えない音。ひたすら滑らかで艶やかで、いったいどんな風に指が動いているのか、もう彼そのモノがピアノの一部のような・・・あ、逆ですね。ピアノが彼の一部なんですよね。

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2009/04/22

シンガポール料理

昨日、茶会に行く前に、赤坂サカスでシンガポール料理のお店「海南鶏飯」に入りました。
麺はビーフン(米粉)と書いてありましたが、けっこう太くてしっかりしていました。塩味でライムをしぼって食べると、さっぱりして美味しかったです。右側が、友人が食べたヌードルで、辛いけれど、ココナッツミルクが効いていてまろやかだったそうです。

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2009/04/21

CHAGE 「茶会」in草月ホール

唱う門には“Chage”来たる!「茶会」
Special Live 10 Days at Sogetsu Hall

行って参りました。CHAGEさんがソロで10日間、草月ホールでコンサート、その名も「茶会」。

草月ホールは530席というコンサート会場としては、こぢんまりとした広さ(狭さ)なので、ステージと客席がとっても近いです。そのせいか、客席も最初はちょっと緊張感があったような気がします。でもそれが、なんとも「暖かい緊張感」で、ステージから投げかけてくれるものを、気持ちよく受け取れるような、とても素敵な空間でした。

その上、なんとゲストが谷村新司さん!『CHAGE&谷村新司のハモリ』なんて、あり得ない、もっのすごい贅沢なハーモニー聞かせていただきました。ちなみに、曲は、「遠くで汽笛を聞きながら」と「冬の稲妻」の2曲でした。
アンコールで山里剛さんが出ていらしたのも驚きでしたが、写真集の話題から、「闘魂」が出てきたのにはびっくり、笑いました。もう入手不可ですよね。どのくらいのプレミアム価格なのか・・・。ホントに楽しくてハッピーな素敵に優しい2時間半でした。

B001PBQMBE Many Happy Returns(初回限定盤)(DVD付)
服部隆之
UNIVERSAL SIGMA(P)(M) 2009-03-25

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2009/04/20

ツルニチソウ

今年もようやくツルニチソウが咲きました。薄紫で涼しげな花です。葉っぱも回りが白くて、花が咲いていない時でも、きれいな葉が楽しめます。

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チューリップもようやく全部咲きました。色が分からない球根はそれぞれ様々で、ピンクのチューリップはフリルみたいです。黄色も最後に咲いたのは、淡い色でした。

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2009/04/19

『しずかの朝』小澤征良著

4103065524 しずかの朝
小澤 征良
新潮社 2008-11

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25歳、独身のしずかは、勤め先の会社が倒産。次の職もなく、母に強くすすめられてお見合い。仕方なく出かけたけれど、彼女の人生の歯車が思いがけず動き出し・・・。家を出て横浜のロシアンハウスに住むことになる・・・、そして。

先日「徹子の部屋」に出演した時に、大好きだった亡きお祖母様の入江麻木さんに捧げたいと思い、この物語を書いたという事を話していらっしゃいましたが、読んでみると、その昔に読んだ『バーブシカの宝石』と様々なシーンが重なりました。入江麻木さんは、ロシアの亡命貴族に嫁いだ方なのですが、国際結婚なんて想像もできないような時代、大変な事がいっぱいあったのでしょうね。

でもこの小説の中のターニャは、凛としていて筋が通っていて、シャキッとしている。多くの苦労をして生きてきたかもしれないけれど、彼女の心の中には、素敵で幸せな記憶があり、どうやらそれらが彼女を輝かせている。その輝きは今日、明日、未来へと続いていく。そしてまた新しい幸福が積み重なっていって、そういう人を見ているだけで、自分も何か希望を感じる事ができるような気がしてくる。一生懸命生きていると、想い出が今の自分にプレゼントを贈ってくれるのかもしれません。

ちょっとばかり、今風の言葉の言い回しに、せっかくの美しい文章があれれ?な所もありましたけれど、人は、何か目に見えないものに背中を押されて、知らないうちに自分が歩くべき道を歩いてる…というような事があるんじゃないかなぁ、と思わせてくれる小説でした。

2009/04/16

スヌーピーのおまけ

09041305ペプシのおまけです。いろいろな土地の名産品がスヌーピーにくっついています。

夕張メロンとイチゴ、マンゴーそして落花生。

他にはたこ焼きとか明太子とか、納豆とか・・・。全部で24種類ほどあるらしいですが・・・。

こういうのを見ると、ついつい面白そうだと思って買ってしまうのだけれど、じゃぁ使うのかっていうと、そのまま埃かぶってたりして・・・。

2009/04/14

那須高原、温泉そしてアウトレット

090327233月の末に一泊で那須の温泉に浸かってきました。やっぱり温泉というのは、本当にリラックスできて良いですね。温泉につかっただけで、たちまち時間の速度がゆっくりになるような気がします。

帰りに那須高原のアウトレットへ。ここは良いですね。道の駅のようにお野菜がいっぱい!レタス100円、フルーツトマト1袋100円、クレソン1束100円、大粒の栃おとめ・・・etc、新鮮なお野菜をいっぱい買うことが出来ました。

09032714 お昼は、フードコートで天丼。海老4本。美味しかったです。というのも、いつもアウトレットに行く時はあまり時間に余裕がないのだけれど、この日は午前中に入ったので、夕方までたっぷり時間があり…、時間に余裕があると思うと、あっちこっち見ては、戻って・・・なんて買いたい物を決める事なく、プラプラしていたら、午前中だけでもずいぶんと歩いてしまい、お腹もぺこぺこ。

09032719 3時のおやつ休憩もたっぷり取りました。チーズガーデンのアウトレット店。このチーズケーキと温めてくれたアップルパイ、美味しかったです。

結局、時間に余裕があるから、なんてのんびりしすぎて、買い物終わったら暗くなり始めていました。

2009/04/13

チューリップ 色いろ

何色が咲くか分からなかった球根のうち、最初に咲いた3本は黄色でしたが、これは朱色に近い赤でした。もう一つは、ピンク系の赤。花びらの先が白でした。そして最後は、どうやら薄いピンク色のようです。
春を飛び越えて初夏のような気温に、チューリップもびっくりしているかも!

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2009/04/12

小澤征爾 音楽塾オーケストラプロジェクト

090409_2小澤征爾 音楽塾オーケストラプロジェクトⅠ
4月9日(木)サントリーホール
ラヴェル:マ・メール・ロワ
ベートーヴェン:交響曲第7番

音楽塾は、オペラを通して若い音楽家を育てるという目的で、2000年にスタートしたのですが、今年ついにオーケストラ・プロジェクトもスタートしました。過去に一度、06年にたしか小澤さんが体調を崩されて、長期休養の後、オペラではなくマーラーの復活を指揮された事がありました。(06年7月

さて左は、e+で郵送扱いで取った、プログラムと同じデザインのチケットです。マルク・シャガールの「コンポジション」です。最近のチケットは味気ないのでこういう印刷のチケットは嬉しいです。(座席番号は消しましたけれど)

2階席で、上からオケを覗ける位置で聞きました。…ので、耳からよりも目から入る情報の方が早く頭に届きまして、あぁ、これぞ!音楽塾のステージでした。

1曲目のラヴェルは、音楽の動きが固く、ラヴェルの揺れるようなたゆたう感じには、なかなかならないのですけれど、徐々に柔らかさが出てきて、最後は演奏者もとても気持ちよく開放されていく感じ。でも、先生方は客席から拍手を受けながらも、すぐに楽譜をさしてアドヴァイスされていて、こんなに勉強になる本番はきっと他にはないでしょう。

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2009/04/07

つみきのいえ(DVD)

B001CSMGR4 つみきのいえ (pieces of love Vol.1) [DVD]
長澤まさみ
東宝 2008-10-24

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先日のアカデミー賞で、「短編アニメーション賞」を受賞した『つみきのいえ』。優しい風合いの絵からは、今まで生きてきた毎日が、鮮やかによみがえります。ただ、ただ、心に、静かに暖かくしみいってきます。
ナレーション無しが良かったです。わずか12~3分のアニメーションなのに、様々な想い出が溢れるように湧いてくるんです。きっと見た人それぞれの歩いてきた道に、すうっと重なるんじゃないかなぁ?

優しい気持ちで、今ある幸せを大切に生きていきたいなぁ・・・なんてしみじみと思いました。

さて、アニメーションの後に、絵本も出来たそうです。アニメとは少々違う部分もあるらしいと聞きましたが、どんなかなぁ…。

4592761316 つみきのいえ
加藤 久仁生
白泉社 2008-10

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2009/04/05

池上本門寺

09040432昨日は桜が満開で、本当におだやかな春の一日でした。

桜を見ると、あぁ冬が終わったんだぁ・・・そして、そして、スギ花粉の飛散も終盤に入るんだわ~っ!なんて思うのですが、どうも最近ヒノキにも反応しているような気がしてなりません。

どうして春が辛い季節になってしまったんでしょうね。

09040412

目黒川沿

09040420

一面の桜。

桜の花は下から見上げる人の為に、下を向いて咲いているって聞いたことがあります。

2009/04/02

チューリップもう少し

09033110チューリップ、もう少しで咲きそうです。

花屋さんで、この球根を買ったとき、実は色が分からなかったんです。3~4個の球根が一つの袋に入っていて、「色が分からなくなっちゃったのを集めたから、安くしとくよ」と、レジの所で声を掛けられて…。

どんな色が出るか楽しみでした。黄色でしたね~。他のいくつかも今の所、黄色です。

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