« 鳩の居場所は・・・ | トップページ | 横浜中華街 »

2008/11/03

小澤征爾指揮 『フィデリオ』 ウィーン国立歌劇場管弦楽団

11月1日(土)於:神奈川県民ホール
ベートーヴェン 『フィデリオ』
指揮:小澤征爾
演出:オットー・シェンク
レオノーレ:デボラ・ヴォイト
フロレスタン:ロバート・ディーン=スミス
ドン・ピツァロ:アルベルト・ドーメン
ドン・フェルナンド:アレクサンドル・モイシュク
ロッコ:ヴァルター・フィンク
マルツェリーネ:イルディコ・ライモンディ
ヤキーノ:ペーター・イェロシッツ
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱
合唱協力:藤原歌劇団合唱団

08110103 神奈川県民3階からの眺め。15時開演でしたので、始まる前は、青空。ほんの少しだけ色づき始めた山下公園の木々の葉がきれいです。
3階席からは、オケピもよく見えるし、舞台も奥まで見渡せるし、東京文化会館の4~5階から、おそるおそる見下ろすよりずっといい感じです。08110113

1幕が終わった後の休憩時間には、少し陽が傾いてきて、空の色が青から薄紫に赤みがかってきていました。

08110120 公演終了後は、とっぷりと日が暮れて、海にうつるイルミネーションなど夜景の美しい時間になりました。
今回はEorF席が取れなかったらどうしようか?と迷ってたけれど、でもウィーンに行くことを考えればやっぱり・・・なんて悩んで、奇跡的にE席が取れましたので、本当に幸せでした。

ベートーヴェン唯一のオペラ「フィデリオ」は、無実の罪で投獄された夫を救うため、男に変装して牢番の下で働き、ついには、地下牢で今にも息絶えそうになっていた夫を探し当てる。折しも、不正の噂を聞きつけて調査に乗り込んできた大臣が到着、不当に投獄されていたすべての人々が開放される。「夫の救出に力を尽くした気高い妻よ!」と妻のレオノーレは皆に讃えられ、めでたしめでたし!という物語です。

このオペラには、序曲が4つもあるのですが、レオノーレ序曲の第3番は最も有名ですね。この序曲が演奏された後は、幕が開く前に大きな拍手が起こり、小澤さんがオケピの楽団員を立たせたていました。いつもそうなのでしょうか?

まぁとにかくオケの音がまろやかに美しい。ところどころ、荒っぽいような響きもありましたけれど、木管楽器が柔らかくてこの上なく美しかったです。人々が開放された場面では、まさしく歓喜の歌というか、あぁベートーヴェンだわぁ♪という少々しつこいような盛り上がり、でも音の重なりと響きには感激。

第2幕、牢に繋がれ横たわっているロバート・ディーン=スミス(フロレスタン)が、絶望的に歌い出す所はちょっと鳥肌。ツヤツヤのテノール。牢番のヴァルター・フィンクも良かったですね。最後の合唱も気持ちよく響いてきて、余裕というか、余力というか、まったく普通に歌っているというか、当たり前ですけれどね。オケも合唱もみんな通常業務なんでしょうね。

何回かのカーテンコールの後、最後には、歌手と小澤さんだけ、オケはもういませんでした。3階席から降りてようやく外に出た時には、すでに楽屋口からどんどん楽器持った人達が出てきていました。早っ!

26日の公演では、ウィーン国立歌劇場の日本公演が通算100回を迎えたそうです。ニュースはこちらこちら
小澤さんの文化勲章の親授式のニュースはこちら動画ニュース。おめでとうございます。

もう何年も前になりますが、カルロス・クライバー指揮ウィーン国立歌劇場を東京文化会館で聞いたのですが、一緒に行った友人も何故か演目を覚えておらず・・・。お互いよっぽど興奮していて、見た!聞いた!という印象だけが強いんですけど、あれは「薔薇の騎士」だったかしら?「こうもり」だったかしら???

« 鳩の居場所は・・・ | トップページ | 横浜中華街 »

クラシック音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/67926/43004313

この記事へのトラックバック一覧です: 小澤征爾指揮 『フィデリオ』 ウィーン国立歌劇場管弦楽団:

« 鳩の居場所は・・・ | トップページ | 横浜中華街 »

フォト