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2008/11/27

ルトスワフスキピアノ協奏曲 クリスチャン・ツィメルマン

11月26日(水) 東京文化会館 都民劇場

ピアノ:クリスチャン・ツィメルマン
指揮:チョン・ミョンフン 東京フィルハーモニー交響楽団

メシアン:ほほえみ
ルトスワフスキ:ピアノ協奏曲  (ツィメルマンに捧げる)
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

たぶん、この先ツィメルマンのピアノでこの曲を聴ける可能性はとっても低いだろうな、と思ったのと、一度聞いただけでは、「すごいなぁ」という感覚的な印象が強く残るだけかもしれないと思ったので、最終公演も行ってきました。20日の1回目とこの日の4回目の演奏、2回を聞くことが出来ました。

ルトスワフスキ:ピアノ協奏曲 ルトスワフスキ:ピアノ協奏曲
ルトスワフスキ(ヴィトルド) ルトスワフスキ BBC交響楽団

曲名リスト
1. ピアノ協奏曲~クリスティアン・ツィマーマンに捧ぐ
2. ヴァイオリンと管弦楽のためのパルティータ~アンネ=ゾフィー・ムターに捧ぐ
3. チェーン2(ヴァイオリンと管弦楽のための対話)~パウル・ザッハーに捧ぐ

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オケから始まって、すっとツィメルマンがピアノを弾き出すと、その最初の一音で、会場の空気が変わるような気がしました。音楽の神様と繋がるような感じとでも言うのでしょうか。ツィメルマンに限らず、素晴らしい演奏家って、最初の一音で、ホールにその音楽家の色を付けられる人なんじゃないかなぁ・・・。素晴らしい緊張感と美しい音、不安と喜びが一緒に来るような音楽なんですけれど、それが目の前に迫ってくるようでもあり、逆に引っ張られるようでもあり、どの音も澄んでいて濁りがないので、難しいメロディなのに、細胞が揺らされるような感覚を持ちました。

そう言えば、かすかに歌いながら弾いてましたね。楽譜はものすごく♪が詰まって見えました。譜めくりしながら演奏するのは大変だったかもしれませんけれど、譜めくりもものすごく難しそう。

弾き終わった後の、ちょっと疲れたようなでも満足した笑顔は、とてもキラキラしていて素敵でした。初日のサントリーホールは、6割くらいの入りで空席が目立ちましたが、この日は満席。都民劇場ってチケット代もちょっとだけ安いし、様々な演奏会が組まれているから、会員が多いのかも。

あぁ、このまま終わらないで・・・といつも素晴らしい演奏を聴くと、「時よ止まれ」なんて事を考えちゃいます。実際、時間が止まったら音楽も止まっちゃうから意味ないんだけれど。

今頃、ツィメルマン様は、自宅でガウンなどを羽織って、のんびりしていらっしゃるのでしょうか。--私的には、外国の人=ガウンなんですけど(笑)--秋葉原買い物リストとか作ってたりして。

それにしても東フィル、ミュンフン・・・。この人達は、何故か?ピアニッシモ、小さい音は出さないのかな?メリハリがないんですね。何故だろう?すべてがメゾフォルテ以上で聞こえるんです。どうにも緊張感がないんですけれど、オケの様子を見ていると、高揚感はすごくあるみたいです。いずれにしても、好きなチャイコフスキーではなかったので、残念でした。

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コメント

今回、自分で譜めくりしてましたね。ああ忙しそう、、、と思いつつ、ちょっとツボに入ってしまいました(謎)。

講演会の時は、譜めくりをしてもらってましたが、この曲を譜めくりはちょっと胃が痛くなりそう、、、なんて思いながら見てました。

xmas青猫さん、こんばんは!譜めくり頼まれたら、大変そうですよね。どこを弾いているのから分からなくなりそうですものね。
背中と指、足もとをグルグル見ていたら、なんだかたくさんのエネルギーを放出しているように見えてきました。透明人間になって、練習しているのをそっと見てみたいですよね。

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