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2008/10/26

新日本フィル定期演奏会

10月23日(木) サントリーホール

指揮:ヴォルフ=ディーター・ハウシルト
ピアノ:ロベルト・プロッセダ
プフィッツナー 歌劇「パレストリーナ」より 3つの前奏曲
メンデルスゾーン ピアノ協奏曲ホ短調 ~日本初演~
(マルチェッロ・ブファリーニ補筆完成版)
 ♪ソリストアンコール ショパン ノクターン変ホ長調op.9-2
ブラームス 交響曲第2番ニ長調

プフィッツナーという作曲家の名前は初めて、音楽も初めて。歌劇の前奏曲という事で、本来はそれぞれの曲の後に、芝居が展開していくので、続けて演奏されない訳です。この静かで美しい旋律の後にどんな大変な物語が起きるのか・・・。と美しい弦楽器の響きを聞きつつ思いました。

この夜の楽しみは、メンデルスゾーンのピアノコンチェルト、日本初演!メンデルスゾーンはけっこう好きで、特に弦楽八重奏が大好き!でも八重奏なんてめったに生演奏がないのでさみしい限りですが。このP協はプログラムによると、自身で演奏するつもりで作曲し始めたけれど、完成させる事がなかったとのこと。第1楽章は13頁のピアノ譜、9頁の不完全なオーケストレーション、第2楽章の草稿が他の楽譜とともに、オックスフォード大学の図書館に寄託されていたそうです。

メンデルスゾーンらしい明るさや、優雅で品の良い感じ、旋律の美しさが1楽章には感じられました。でも、作曲者が完成させていないのには、それなりの理由があったのでしょうから、補筆したにせよ、「未完成P協」で2楽章迄でおしまいにするという事でも良かったんじゃないかな…。3楽章はなんとなく半端な印象しか残っていません。ピアノもあまり響かせない弾き方なのか、アンコールのショパンのノクターンは、余韻が少ないというか、もっと小さな会場で聞けたら、違った印象だったかもしれませんけれど。

休憩をはさんで最後はブラームス。何度も振っているのでしょう、指揮者の譜面台はなく暗譜で、彼の棒の先、手の内にすべて在るといった演奏。ブラームスって、あぁ美しいなぁ、響くなぁ、沁みるなぁ、とその心地よい重さに浸っていると、いつの間にやら熱くなってくる感じがしていいんですよね。けして、最初から熱い訳じゃないんだけれど、4楽章に入る頃には、細胞全部が熱を持ってくるジワジワ型。やっぱり秋にはぴったりかも。

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