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2008/06/03

小澤征爾さん ウィーン国立歌劇場も降板

椎間板ヘルニアで休養中の小澤征爾さんは、ウィーン国立歌劇場の「スペードの女王」(6月22、26、30日の3公演)も降板することになったそうです。(NEWSはこちら)5月下旬の水戸室内管弦楽団もキャンセルで、国内は広上淳一さんが指揮をしたそうですが、海外公演は、指揮者なしで行うそうです。(水戸室内管弦楽団速報)急な事とはいえ、小澤さんの代役となると難しすぎるのも事実でしょうね。

さて、先週末に放送された「征爾とユンディ The Young Romantic」。このタイトルは中身を見れば、何だか無理に「征爾と・・・」と付けたみたいな感じでした。これはユンディ・リの、ベルリン・フィルデビューのリハ数日を核としたドキュメンタリーで、両親や祖父母、ピアノの先生などのインタビューもあり、また今の中国でのユンディの活躍もありの1時間半。

核のベルリンフィルとのリハーサルは、とても見応えがありました。フィルハーモニーのステージに何台かのピアノを出して、それぞれの音を確認していく所はとても興味深かったです。それに、小澤さんとベルリンフィルに、「もう少し速く、もう少し速く」と要望。「ベルリンで一番速いプロコフィエフだ」と小澤さんも録音技師に向かっておっしゃってましたが、あのCDはこうやって出来たんですね。でも、プロコフィエフが21才の時に作曲したと分かり、ユンディも24才?位で、小澤さんもこれは若い人の音楽だと言ってましたっけ。グラモフォンの録音技師の会話も、楽譜を読み込んでいて、音楽も楽器の響きも知り尽くしていて、当然なんでしょうが驚きました。
通しが終わってオケがどんどん席を立っていく中、もう一度、ユンディは小澤さんと気になる所を確認するのだけれど、その後ろの方でパユ様が、なんとなく合わせて吹いてるように聞こえておかしかったです。

それにしても、小澤さんが「斎藤先生が、カラヤン先生に紹介状を書いてくれて、僕はカラヤン先生に教わる事が出来たんだ」と車の中でユンディに言ってましたけど、初耳でした。小澤さんは斎藤先生に止められたけれど、船に乗ってヨーロッパに旅立ったから、しばらくは許してもらえなかったと本などでは読んだ記憶があったのだけれど、そうは言ってもきっといろいろな事があったんでしょうね。

B000RY42IA

ラヴェル:ピアノ協奏曲
プロコフィエフ ピアノ協奏曲第2番
ユンディ・リ 小澤征爾指揮 ベルリン・フィル
UNIVERSAL CLASSICS(P)(M) 2007-08-29

by G-Tools

プロコフィエフはライブ録音、ラヴェルはスタジオ録音です。どちらも溌剌としていてベルリン・フィルも華やかで、しっかりと鳴り響いています。

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コメント

この番組、私も見ました。
小澤さんとユンディのリハや打ち合わせを見てて、小澤さんって懇切丁寧で優しいなぁって思いました。若い人の後押しをするぞって気持ちがヒシヒシと伝わってきました。番組を見てプロコをちゃんと聴こうという気になり、ついCDを買ってしまいました。

指揮者の方は背中とか腰とか大変ですね。小澤さん、早く元気になると良いですね。。。

小澤さん心配ですね。
焦らずじっくり治していただきたいです。

ところで面白そうな番組ですね、リハーサルが見られるなんて!
私はブダペスト祝祭オケの定期会員なのでたまにゲネプロを見られるんですけど、指揮者とソリストがちょっと打ち合わせをした後で音楽がガラッと変わったり、本当に興味深いです。

>パユ様が、なんとなく合わせて吹いてるように

きゃぁぁあああ~~~、パユ様~heart04
お茶目なんだからぁ~happy01

notes青猫さん、こんばんは!
プロコを作り上げていくリハは、見応えありましたね。
彼らは、あの半年前に同じプログラムで日本ツァーをしているんです。
だからかなり長い時間かけてあの曲を練り上げたって事になるんですよね。
あれを見て、小澤さんとツィメ様のラフマニノフも
ツィメルマンのラフマニノフにする為に、たくさんの
時間を持ったのだろうなぁと想像できました。
たしか大江健三郎さんとの対談の中にツィメ様の話が出てくるんです。
それにしても、腰はね、治っても、疲れるとまたやっちゃう事があるから、なかなか大変でしょうね。

☆=====================☆

notesバラードさん、こんばんは!
ゲネプロを見られるのっていいですね~。
「音楽」を作り上げていく過程って、ワクワクしますね。
一つのフレーズをどんな風に解釈してそれをどうやって
大勢の人間が同じ「音」にしていくのか・・・!
弾きながらも言葉で伝えていくのがすごいって思います。
パユ様もきっと気になるフレーズがあって、吹いて確認してたのかな。
何度聞いても、プロコのオケパートなんて聞き分けられないです。あはは。

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