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2008/01/13

宮本文昭著「オーボエとの時間」

読み終わってからだいぶたってしまいましたが、とても素敵なエッセイです。残念ながら、昨年の3月にオーボエ奏者としての活動は終えられましたが、その後は教える事だけではなく、コンサートの企画プロデュースやテレビ・ラジオの司会、そして指揮者というあらたな活動も始められて、ますます活躍の場が広がっている宮本さん。でもやっぱりまだまだ、あの艶やかで明るいオーボエの音を聞いていたかったですけれど・・・。宮本さんがやめて、サイトウキネンオーケストラの音はものすごく変わってしまった、と私はとても残念に思ってます。

このエッセイは、ちょうどオーボエ奏者としてピリオドを打たれる頃に出版されたもので、宮本さんがどんな風にオーボエと出会い、どんな風に演奏者になっていくのかが、軽妙な語り口でつづられています。偶然にも高校生の時のドイツ語の先生が、小澤征爾さんのお兄さんだったというのにはびっくりです。

軽い文体なので読みやすいけれど、「覚悟」を持って音楽に立ち向かっている姿には、感動しますし、励まされる気もしました。音楽に限らず、自分の道を進む、我が道を生きるのは、やはりそれ相当の覚悟が必要なんですよね。

オーボエとの「時間」
オーボエとの「時間」 宮本 文昭

時事通信出版局 2007-04
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ファイナル・オーケストラスペシャル・ライヴ-オーボエ協奏曲集 疾風怒濤のクラシック案内 (アスキー新書 41) (アスキー新書 41) 宮本文昭・オーボエの至芸 Fumiaki Miyamoto ファイナル・コンサート-070328

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コメント

本当に、宮本さんの素晴らしいというか
まったく食べないで音楽に挑んだりしている姿。
お嬢様も練習している姿よりも削っている姿のほうが覚えがあると言っていらっしゃいました。
素敵な50代で、羨ましくもあり、目標もあります。年齢を重ねてますます生き生きしていたいって
本当に思いますね。

♪茶話さん、こんばんは!
この本はとても面白かったです。いろいろな意味で、音楽を求める気持ちというか、何かをやり遂げる覚悟がひしひしと伝わってきて、宮本さんに限らず、そういう真剣勝負に臨んでいる人達の集まりがプロのオケや演奏家なんでしょうね。

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