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2007/05/05

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 3日目

さて、私にとっての3日目です。
♪17:15 ホールD7
 デジュー・ラーンキ(ピアノ)
 エディト・クルコン(ピアノ)
 バルトーク : 子供のために Sz. 42抜粋
 バルトーク : 中国の不思議な役人(バルトークによる4手のための編曲版)
♪19:15 ホールA
 ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
 ウラル・フィルハーモニー管弦楽団 / ドミトリー・リス(指揮)
 ラフマニノフ : パガニーニの主題による狂詩曲 作品43
 ムソルグスキー : 禿山の一夜
 ボロディン : 交響詩「中央アジアの草原にて」
♪20:45 ホールB7
 デジュー・ラーンキ(ピアノ)
 エディト・クルコン(ピアノ)
 ゾルターン・ラーツ(打楽器)
 アウレール・ホロ(打楽器)
 バルトーク:「ミクロコスモス」Sz.107より 2台のピアノのための7つの小品
 バルトーク:2台のピアノと打楽器のためのソナタ Sz.110

今日は、気合いを入れてちょっと早めに有楽町へ。着いてみたら早すぎたか、まだ並んでいる人が少ししかいませんでした。この後の2つは両方とも指定席なので、ギリギリにホールについても大丈夫だけれど、自由席の場合はみんな早くから並んでいます。手元のよく見える席に座る事が出来たけれど、4手の方は、2人並んでエライ勢いで弾いているので、圧倒されたまま演奏が進んでいくといった感じ。それにしても、バルトークってオケで聞いているだけでは聞こえてこない芯の部分というのでしょうか、今夜のピアノですごく際だって聞こえたような気がしました。ラーンキの演奏後のインタビューは公式サイトに載ってました。1曲目の「子供のために」の方では、2人が3~4曲ずつ交代で弾くのですが、同じピアノとは思えないほど音色が違うのでびっくり。ラーンキの音は多彩で深くて、すべて響き方が違って聞こえました。ドキドキしてジンワリして・・・、思い出すと息を詰めて聴いていたような気がします。ラーンキだけ聞きたいと思った人、多かったんじゃないかしら?(リハーサル風景だそうです。)
次のベレゾフスキー、この人いったい期間中、いくつの演奏会に出ているのだろう?何曲暗譜してるんだろう?どれだけ、体力あるのか?と音楽以外でも驚いちゃうほどタフだと思います。この「パガニーニの主題による狂詩曲」は、2番の協奏曲より好きかもしれないくらいうっとりするような美しいメロディがあるのだけれど、あれれ?あまりにあっさり弾かれてしまって、ちょっと拍子抜け。上手すぎてサラサラと何の問題もなく音楽が進んでいく感じで、なんというか寂しかったです。もしもシュトレーゼマンがいたら、もっとロマンティックに弾いてって言ったと思うんですけどねぇ。
最後にまたラーンキ。舞台奥に打楽器がセッティングされているため、ピアノは聴衆側に鍵盤。(公式レポの頁)ピアニストの背中を見ながら聞くのは、珍しいですね。2台で2人が弾くと、本当に音色がまるっきり違っているので、もしも受け持ちパートを2人が交代したら、曲の持つ表情もかなり変わったんじゃないかな?と思ったけれど、後半、打楽器が入ってみて、ラーンキが全体を支えている、骨格を作っている音楽なんだなぁと改めて感じました。
会期は明日までだけど、私は今日まで。終わってしまうと寂しい。来年はどんな演奏家が参加するのかなぁ。ラーンキとブラレイはまた聴きたいと思います。それにしても、プログラム一覧に、「円熟した往年のアイドル参上」ってねぇ、そりゃぁ、若い頃のラーンキはハンガリー三羽ガラスと言われて、美しくて人気抜群でしたけれど・・・。素敵に年を重ねていらしたご様子。これから先も、もっともっと深くて素晴らしい音楽を聴かせてくれるんだろうなぁと思うと、すごく楽しみです。

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コメント

往年のアイドルって・・・確かに昔はルックスだけが注目され、演奏は正当に評価されなかった感があり残念です。
ラーンキファンの友達が「日本では『あの人は今』状態」と嘆いていましたが、これを機会に今後日本でのコンサートが増えるといいですね。

いつかハンガリーに来て下さい。一緒にラーンキのコンサートに行きましょう♪

♪バラードさん、こんばんは!
「往年のアイドル」なんて活字で書かれちゃうとね。でも本当にこれを機会に、たまには来日して音楽を聴かせて欲しいなぁと思います。そうか!ハンガリーに行って聴く!いいですね。ラーンキ貯金します。ツィメルマン貯金とかキーシン貯金とか小澤征爾貯金とか、いっぱい必要です。あはは!

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