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2007/01/25

劇団方南ぐみ「あたっくNO.1」

昨夜、見てきました。この方南ぐみの「あたっくNO.1」は2度目です。前回は、去年の3月でしたが、心に残る芝居をまた見ることができました。何も知らされずに任務についた若者達は、潜水艦の行き先が真珠湾と知り、アメリカに戦争をしかける事に興奮し、我先に手柄を立てたいと、1発目の魚雷の発射担当になりたがるのですが、やがて、魚雷を積んで切り離される小型特殊潜行艇は、艦に戻ることができない事、そしてだからこそ任務に選ばれた二人がともに長男ではない事を知り、死を覚悟した仲間の笑顔に傷つくのです。やりきれない現実が、閉ざされた潜水艦にふくれあがっていきます。それを耐えて、任務をまっとうしようとする彼らの海軍兵としての責任と、まだまだ若く青春まっさかりの命がせめぎ合う様は、なんと残酷なんでしょうか。実際に潜水艦に乗っていらした方が、この芝居を見に来たと、演出の樫田さんのブログに書いてありました。
あらためて、平和は守られなければいけないし、守らなければならないと思いました。
去年の暮れに見た「NODA・MAP ロープ」も、戦争の滑稽さとそれに飲み込まれていく弱い人間を描くことで、反戦を訴えるように作り込まれていましたが、芝居としては、方南ぐみの方が好きです。役者さんがみんな役柄を自分のモノとしていて、「潜水艦の中で一蓮托生」がイコール「舞台の上での運命共同体」になっていたんだと思います。

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コメント

もう、あの時代の様な事を、
二度と起こしてはいけない。

誰も、幸せにはならない。


昔読んだ「きけ わだつみの声」を思い出して
しまいました。

コリパンさん、本当に、戦争って誰のためでもないんですよね。地球上から争いがなくなるのはいつなんでしょう。

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