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2006/06/22

新日本フィル定期演奏会

昨夜は新日フィルの第402回定期演奏会でした。(6月21日(水):サントリーホール)
 ショスタコーヴィチ作曲ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調op.77
 ショスタコーヴィチ作曲交響曲第7番ハ長調『レニングラード』op.60
 指揮:ジェームス・ジャッド
 ヴァイオリン:渡辺玲子
ここの所、ずぅっとクリスティアン・ツィメルマンのピアノだけを聞いているせいか、ショスタコの大音響がぐわぁ~んと頭の中に飛び込んできて、ちょっとクラクラしました。でも、打楽器を見ているだけでも楽しかった。ステージの端から端までめいっぱいオーケストラが乗っているのも、壮観でしたが、やっぱりオケのトップが座っていると、音も違いますね。先月はちょっと淋しかったので。
プログラムを読むと、ショスタコーヴィチがこの曲を作曲した頃の歴史的な背景、ドイツ軍がポーランドを越えてロシアに侵攻、レニングラードを包囲した事・・・などが書いてありました。1941年、それはツィメルマンが生まれるわずか15年前だったんですね。大勢の兵隊が、不気味で無意味な行進をしているのを揶揄するような第1楽章は、そういえば、ずぅっと前に、シュワルツネッガーだったかの栄養ドリンクのCMにも使われていたっけ・・・。
それにしても、最近の演奏会では、終わるやいなや「ブラボー」と叫ぶ人がいるけれど、音がホールに吸い込まれていく最後の瞬間、指揮者の振り終えた棒がわずかに震え息が止まる、オケの人達の腕が、身体が、止まる、そういう余韻を楽しませてください・・・とお願いしたいです。

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コメント

地方での演奏会とは、また違った雰囲気なんでしょうね。 
ブラボーって言うのはまだ来たことがないん
ですが、余韻を楽しみたい気持ち、よく分かります。
映画館ではいつもそう思う。
お願いだから、まだじっと座っててと言いたいの。
この前、久々に夫とダヴィンチ コードに
出かけたんですが、そそくさと立ち上がって
出口に向かったの。
許せん!だから一緒に映画に行きたくないのよって呟いてしまった。

みどりさん、こんばんは!
なんかね、どの演奏会でも「ブラボー」のかけ声が早いんですよ。
待ってましたとばかりにねぇ・・・。そういう音楽の終わりもあるんとは思いますけれど・・・でもね。やっぱり余韻って大切ですよね。映画もみんな立つの早いわよね。昨夜は「花よりもなほ」今夜は「MI-3」見てきました。

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