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2006/01/29

ショパンコンクール

昨日はサントリーホールで『第15回ショパン国際ピアノ・コンクール入賞者ガラ・コンサート~協奏曲の夕べ~』という演奏会を聞いてきました。ショパンコンクールは5年に一度、ショパンの生まれたポーランドで開催されているピアノのコンクールで、昨秋2005年10月に行われたのですが、その時の優勝者のラファウ・ブレハッチと共に4位入賞の関本昌平、山本貴志の3名が、ワルシャワフィルとショパンのピアノ協奏曲第1番を弾いたのでした。一晩に同じ曲を3回、別の演奏者で聞くなんていうことは初めてだったので、とても楽しみでした。ちょうど読んでいる「ピアノの森」もショパンコンクールが始まったシーンで面白いところなので、漫画のストーリーをちょっと重ねたりしつつ聞いてきました。それにしても、驚き!同じピアノ、同じ曲なのに、まるで違って聞こえました。三人三様ではありましたが、最初に演奏した山本貴志(23)は繊細で、ややもすると音が細く、自分の世界に入り込んでしまいがちで、演奏も遅くなりがち。次の関本昌平(20)は、太くしっかりした音で、この曲を何度も弾いている余裕からか、オケをあおるようなぞぶりも見えて堂々としているけれど、ショパンのロマンティックで甘い感じが不足、最後のラファウ・ブレハッチ(20)は、彼が鍵盤を押した瞬間から、一瞬にして会場の人が全員引き込まれた・・・と思います。とても同じピアノから出る音とは信じられないくらい違ってました。本当に素晴らしくて、最後までドキドキしながら聴き入りました。いつかまた彼のピアノを聞きたいなぁ。それにしても三人とも若いから、これからどんどん成長して、もっともっとすごい演奏を聞かせてくれることでしょう。

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コメント

素晴らしい演奏会を体験してこられたんですね。
こうやって、じっくりと音楽を聞き分ける感性を磨いてこられているYoshimiさんにも
感動しました。
一人一人の個性が伝わってくるようです。
同じ楽器も奏でる演奏者の性格や技量で、聴衆に訴えるものが違ってくるんでしょうね。

みどりさん、こんばんは!
一晩に同じ曲を3回聞いたのは初めてでしたけど、面白かったです。でも審査員だったら、10回も20回も同じ曲を聞くんですものね。それは苦しいかも。(笑)でも20代の若さのあるピアニスト達が、全身全霊で弾いている姿は、とても感動しました。

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