1月28日(木) サントリーホール
ヤナーチェク:交響詩『ブラニークのバラード』
マルティヌー:チェロ協奏曲第1番 (1955)
チャイコフスキー:交響曲第3番ニ長調『ポーランド』 op.29
♪指揮:クリスティアン・アルミンク
♪チェロ:セルゲイ・アントノフ
『その音楽、東より来たる』これが今回の音楽会のタイトルです。新日本フィルのHPにある、指揮者アルミンク氏のインタビュー形式でのコメントが面白いです。(こちら)
たぶん全部初めて聞く曲でしたが、どれも色彩豊かで、ドラマティックで、ものすごく楽しかったです。ヤナーチェクは、サイトウキネンでオペラ「イエヌーファ」や「利口な女狐の物語」を見たし、最近では「シンフォニエッタ」が話題になり、耳にする機会も増えた作曲家です。プログラムには、ブラニーク山の伝説について説明があり、なるほど、背景を知ると聞こえてくる旋律もジワリと迫ってくる感じです。
チェロ協奏曲を演奏したセルゲイ・アントノフは、チャイコフスキーコンクールで優勝しているという人で、スケールの大きな演奏、ジャズ風のリズムも軽やかで、3楽章がすごく良かったです。また聞いてみたい演奏家の1人になりました。
後半のチャイコフスキー3番。演奏される機会はほとんどないんじゃないでしょうか?第5楽章まであるなんて知らなかった。チャイコフスキーは、比較的、演奏の機会が多い小澤さんの指揮では1,2,4,5,6番を聞いた記憶があるけれど、3番はどうだったかしら?
なんでも、第5楽章がポロネーズ風なので、後年に指揮者が「ポーランド」とタイトルをつけたそうなので、チャイコフスキーがポーランドを思って作曲した訳ではなさそうです。非常に若々しいチャイコフスキー節が随所にあって、フルートからオーボエ、クラリネット、ファゴットと木管をメロディが渡っていき、弦にもどり・・・というような音楽の動きが目で追えたりして、ワクワクするような演奏でした。でも演奏する方は大変そうでしたけど。第1楽章が終わった所で、かなり汗をかいているアルミンク氏もあまり見かけないというか珍しいので、重労働な曲なのでしょう。(笑)演奏はとても熱かったです。
寒い冬になると何故かチャイコフスキーが聴きたくなるので、昨夜は素敵なプログラムでした。ちなみに、私の場合、シベリウスも冬になると聴きたくなります。
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